ハンディターミナルとは?
どんなものを読み取れるの?
いったいどんなことができるの?
片手で持てる(ハンディ)サイズのデータ収集端末(ターミナル)のことです。
もっと詳しく一番身近なハンディターミナルは、宅配の業者さんです。荷物の札についているバーコードを読み取ったりしているのを見たことはないでしょうか。この読み取り装置がハンディターミナルです。
ハンディターミナルには、バーコードの読み取り、キー入力、画面表示、データ蓄積、データ送受信などの基本機能があります。
業務に合わせたプログラムを開発・インストールすることで、いろいろな指示・チェック・警告・計算・印刷などの機能を持たせることができ業務を支援することができます。
キーエンス BTシリーズ
お店で買う商品を買うときに、レジの店員さんが縞模様をピッとスキャンすると思います。
あれはJANコードと言って、バーコードの一種です。
バーコードの
種類
読み方
説明
JAN
(ジャン)
UPC
(ユーピーシー)
EAN
(イアン)
JAN(ジャン)
UPC(ユーピーシー)
EAN(イアン)
世界共通のコード
数字のみ
日本ではJAN、アメリカやカナダではUPC、国際的にはEANと呼ばれています
ITF
(アイティーエフ)
アイティーエフ
商品物流でよく使用される
数字のみ
同じ桁数ならば他のコードに比べてバーコードの大きさを小さくできる
CODE39
(コード39)
コード39
工業用バーコードとしてよく使用される
数字+アルファベット大文字+記号
アルファベットや記号が扱えるため、品番などを表現できる
NW-7
(エヌダブリュー7)
エヌダブリュー7
宅急便の伝票などで使用される
数字+記号+スタート/ストップキャラクタ(a~d)
いくつかのアルファベット、いくつかの記号が表現できる
CODE128
(コード128)
コード128
GS1-128として様々な業界で利用され始めている
数字+アルファベット大文字+記号
数字のみの場合、他のコードより最もサイズが小さくなる
QRコード(Quick Responseコード)は、高速読み取りを重視したマトリクス型2次元コードです。
漢字・かな、画像やサウンドデータなど、バーコードに比べてより詳細な情報を管理することが可能です。
もっと詳しく
(QRコードは1994年株式会社デンソーウェーブにより開発された、デンソーウェーブ社の登録商標です。)
費用対効果を考えると高くはありません。
もっと詳しく1日の業務に耐えうるバッテリーの容量があり、バーコードスキャンの精度や速度もハンディターミナルのほうが勝ります。
通信環境や使用環境によって、機器を選択する必要があります。
棚卸作業の場合は従来の目視・手書き方法と比較して約3~4倍の効率が見込めます。 その後の集計処理はほぼ不要となり作業の軽減が見込まれます。
出荷検品の場合は、総量ピッキング(摘み取り方式)、個別検品を行い1.5~2倍の効率を上げつつ誤出荷を防げます。
KITATO「出荷番」のハンディターミナル販売最小構成(一式) \360,000の場合
コストは1日あたり約300円 (ハンディターミナル1セット)
(※1ヶ月20日稼働 償却年数 5年として)
ハンディターミナルを活用したメリットもあれば、デメリットもあります。
もっと詳しく- バーコードを読取るだけで簡単に入力が行えるため、入力ミスを軽減できます
- チェック機能により、数字の入力などのヒューマンエラーを防止できます
- ハンディターミナルで入力したデータはパソコンにそのまま取り込めるので、入力作業が軽減されます
- ハンディターミナルで作業を支援することで知識や経験が無くても作業が行え、標準化が可能となり属人化を防止できます
- 製品にバーコードマーキングが無い場合ラベルやシートを用意する必要があります
- 導入時にバーコードを整備する必要があります
- 業務フロー・作業の手順が変わる場合があり、慣れるのに時間がかかる場合があります
導入後、一時的にいつもより作業に時間がかかってしまうかもしれません。
しかし手順を見直し変化させることで、「ミスのない作業」「効率のよい作業」に改善することができます。
使えます。
機種 | 使用時の周囲温度 |
---|---|
BT-1010シリーズ 標準充電池パック(BT-B10)使用時 |
-20~+50℃ (氷結しないこと) |
BT-1550シリーズ 標準充電池パック(BT-B10)使用時 |
-20~+50℃ (氷結しないこと) |
BT-600シリーズ |
-5~+50℃ (氷結しないこと) |
BT-W300シリーズ |
-20~+50℃ (氷結しないこと)※ |
パソコンとコンセント差込口をご用意ください。
もっと詳しくデモ動画がございますので、ぜひご参照ください。
BT-1000 無線LAN通信レスポンス
Keyence BT-1000(ハンディターミナル)と当社開発テストアプリケーションの無線LAN通信レスポンス動画です。使えます。
もっと詳しく例えば、
バーコードを作成して、環境を整えるところからお手伝いさせていただきます。